こんにちは、FPあっきーです。
オンラインカジノの利用でプロ野球選手など著名人などの活動自粛が相次いでいます。
最新の調査では、200万が利用中で、経験者は300万人を超えるといわれています。
「オンラインカジノはグレーかもしれないけど、クロではなかったはずでは?」「テレビCMを見たことがあるけど、あれは問題にならないの?」と思う人もいるのではないでしょうか
「すでにやってしまった!」「これからやってみたい」という声もよく聞きます。
そんな人に向けて、オンラインカジノの違法性・危険性についてまとめました。

①オンラインカジノは100%違法!
②逮捕される可能性は0ではない!
③利用者の3割が「開始1週間で借金」

相談窓口はあるぞ
オンラインカジノの違法性について
結論を先に言うと「違法」です。たとえ、海外にサーバーがおかれていたとしても、違法であることに変わりはありません。まずは、オンラインカジノの違法性について詳しく解説します。
日本国内におけるオンラインカジノ利用はすべて違法
オンラインカジノは、海外の事業者が合法的に運営しているものであれば、
警察庁HPより
日本国内で、個人的にこれを利用しても犯罪にならないと考えていませんか?
海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、
日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です。

警察庁HPにも「犯罪」とあり、日本国内でオンラインカジノを利用することはやめましょう!

「グレーゾーン」は大きな間違い!
日本ではオンラインカジノは「グレーゾーンである」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。グレーゾーンとは、犯罪に抵触しないものの、ギリギリの状態である場合に使用される言葉です。
「オンラインカジノは海外で合法的に運営されているから利用しても大丈夫」「日本には取り締まる法律がない」「違法だと知らなかったと主張すれば罪にならない」といった誤った情報発信も見受けられますが、
政府広報オンラインより
日本国内からオンラインカジノにアクセスして賭博を行うことは犯罪です。
オンラインカジノの違法性に「グレーゾーン」はありません。

政府広報でもはっきり、「グレーゾーン」はないと書かれています。
オンラインカジノ利用は日本国内では違法だという事です。
※オンラインカジノそのものが合法であっても、利用は違法です!
オンラインカジノで問われる犯罪
日本国内でオンラインカジノを行った場合、問われる可能性のある犯罪は以下のとおりです。
・賭博罪(とばくざい)
・常習賭博罪(じょうしゅうとばくざい)
オンラインカジノの利用は賭博罪や常習賭博罪に当たります。刑法第185条では「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。」とされ、第186条では「常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。」とされています。
政府広報オンライン
また、日本国内でオンラインカジノの入金や出金といった決済に関与したり、広告・宣伝してオンラインカジノに誘い入れたりすると、「賭博幇助」などの罪に問われることがあります。
警察では、オンライン上で行われる賭博事犯の取締りを強化しています。令和5年(2023年)には、オンラインカジノの利用者や決済に関わった者、
オンラインカジノを広告・宣伝した者など、107人が検挙されています。
逮捕される可能性は?
結論を言うと、逮捕される可能性はあります。

オンラインカジノに係る賭博事犯の取締り状況
警察庁HP
オンラインカジノに係る賭博事犯について、ここ3年では、
令和3年中 127人
令和4年中 59人 (うち無店舗のもの 1人)
令和5年中 107人 (うち無店舗のもの 32人)
検挙しています。
警察では、オンライン上で行われる賭博事犯の取締りを推進しています。
芸能人の利用や広告出演など、今年に入り注目が高まっています。
警察も自ら取り締まりの推進を掲げていますので、逮捕や検挙される可能性はゼロではありません。
※追記 2025/3/28 政府もオンラインカジノ取り締まりを強化すると発表しています。
オンラインカジノの危険性
罪に問われる可能性
これは前述の通りです。
賭博罪・常習賭博罪に問われる可能性があります。
ギャンブル依存症になる可能性
カジノはパチンコやスロットとは違い、一獲千金を狙うことができます。
どれだけ負けていても、最後の一回で大勝ちできる可能性があります。
そういったゲーム性であることから、ギャンブル依存症となる可能性が高いのです。
また、ギャンブルは結果が出るまでの時間が短いほど、常習性が高まるといわれています!
一瞬で結果が出るオンラインカジノは、特にはまりやすいのです。

利用者の3割が「開始1週間で借金」
オンラインカジノの多くはクレジットカードを利用して入金できます。
他のギャンブルとは違い、手元の現金が減っていくわけではありません。
また、一度に数万円、数十万円、時には数百万円の高額なお金を入金できる点も
高額な借金を背負ってしまう要因になり得ます。
オンラインカジノ利用者の30%が1週間以内に借金をしたというアンケート結果があります。
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」調べ

相談窓口
日本司法支援センター【法テラス】 全国に窓口があり、弁護士が常駐し、多重債務や自己破産、ヤミ金などの法律相談にあたっています。
ギャンブル依存症予防回復支援センター 24時間・365日・相談料無料で、臨床心理士などの資格を持つカウンセラーが相談に乗ってくれます。
まとめ
オンラインカジノ利用は、日本国内では禁止されています。
「グレーゾーンだから大丈夫」「海外運営だから大丈夫」などと勘違いをされている人もいますが、大きな間違いです。
オンラインカジノはさまざまなリスクがあります。絶対にやめましょう。
また触れますが、パチンコやスロットなどの賭け事やギャンブルも、
お金を増やす方法としては絶対にやめましょう! 楽してすぐにお金が増えることはありません。




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