厚生労働省は17日、主要民間企業の2024年冬のボーナスについて、平均妥結額が前年比4.93%増の89万1460円だったと発表しました。
この発表に違和感を感じた方も多かったのではないでしょうか?
これ本当か?
周りにそんなにもらってる人いないぞ!
これを見ると景気は良くなっていると思わせるような内容ですが、
実際はどうなんでしょうか?
詳しく調べてみました!
この記事でわかること。
・ボーナス89万円は本当か?
『冬のボーナス89万円』は本当なのか?
この発表された金額が本当なのか厚生労働省のホームページを調べみたところ、
意外な事実がわかりました!
集計内容
まず、集計内容ですが
資本金10 億円以上かつ従業員1,000 人以上の労働組合のある企業324社。でした。
集計対象
その対象ですが、
資本金10 億円以上かつ従業員1,000 人以上の企業324社の労働組合と会社の妥結額
→つまり大企業と労働組合とで約束した金額。ということです。
『ボーナス過去最高』は本当だった!
この調査は厚生労働省が毎年行っているもので内容に関しては正しいものです。
ただし、ひっかるのは『資本金10億円以上かつ従業員1,000 人以上の労働組合のある企業』
↑これですよね? 皆さんの中で『資本金10億円以上かつ従業員1,000 人以上の労働組合のある企業』こんな一流企業に勤めてる方はどのくらいいるでしょうか?
大手企業324社は、全体のわずか0.007%!
日本の企業数は421万社。その中の324社が対象という事ですから
計算すると・・・324÷4,210,000=0.00007695961
なんと日本の企業全体の0.0076%という事がわかりました。
そんな少ない対象で
何の意味あるの?
景気は良くなっているの?
では実際は景気をどう感じているのか、アンケートの調査結果を見てみましょう
80%以上の人が、『景気は悪くなっている』と答えました。
これが実際の景気に関する体感なのではないでしょうか?
まとめ
『ボーナス過去最高』は本当だった!
ただし、日本企業のわずか0.007%のことだった。
そして、80%の人が景気は悪くなっていると感じている
皆さんはこの事実をどう思いますか?
おそらくスーパーエリートを除くほとんどの方は、景気は悪くなっていると感じてますよね?
やはり、個人の資産は自分でどうにかするしかない時代のようです。
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