こんにちは、あっきーです。
突然ですが、お金の話に出てくる用語って難しくないですか?
ネットニュースやテレビを見ていても、あえて難しく話しているような気がしますよね。
そんな人のために、お金に関するよく聞く用語を本当にやさしく解説していきます。
この記事は、こんな人にオススメ
・お金の用語がむずかしい
・まず言葉の意味を知りたい
今後、損をしないためにもお金の用語の意味を知っておきましょう!
探したい用語が決まっている人は、目次からジャンプできます↓
ア行
ideco(イデコ)
個人型確定拠出年金(こじんがたかくていきょしゅつねんきん)
公的年金にプラスして給付が受けられる制度。
国が後押しし、自分で積み立てる「自分年金」制度。
インカムゲイン
資産を保有していることで得られる利益のこと。
例)株式投資の場合、配当がインカムゲインにあたる。
⇔キャピタルゲイン(売却利益)
インフレ
「インフレーション」を略した言葉。
商品の値段が上がり、物価がどんどん上がっていくこと。
例)リンゴが50円→100円になると、お金の価値が下がる状態。 ⇔ デフレ
S&P500(エスアンドピーごひゃく)
アメリカの株価指数のうちの一つ。正式には、「スタンダード・アンド・プアーズ500種指数」。
ニューヨーク証券取引所やナスダックなどに上場している500枚柄で構成されている。
米国株式市場の約80%をカバーしており、米国市場を把握する非常に重要な指標とされている。
S&P500とは?の記事で詳しく解説しています。
FX(エフエックス)
外国為替取引(がいこくかわせとりひき) Foreign Exchange(フォーリンエクスチェンジ)
通貨同士の売買を通じて利益を上げることを目指す取引。
FX取引には高いリスクが伴うため、市場の仕組みやリスク管理について十分な理解が必要。
円高(えんだか)
外国の通貨に対して、円の価値が上がっている状態。
例えば、1ドル100円から90円に数字が減れば円高!(90円で1ドルが手に入る)
※円高は円が高いのではなく、円の価値が高い。と覚えましょう。
円安(えんやす)
外国の通貨に対して、円の価値が下がっている状態。
例えば、1ドル100円から150円に数字が増えれば円安!(150円でしか1ドルが手に入らない)
※円安は円が安いのではなく、円の価値が低い。と覚えましょう。
オルカン
投資信託の銘柄「オール・カントリー(eMAXIS Slim 全世界株式)」の略称。
全世界(日本を含む先進国・新興国)の株式を主要投資対象としている。
世界中の株式に分散投資が可能で、人気の投資対象となっている。
オルカンに関しても、こちらでくわしく解説しています。
カ行
額面(がくめん)
額面給与、総支給額のこと。
給与所得者の場合、基本給や手当から社会保険や税金を引く前の総支給額のこと。
個人事業主の場合、売り上げのこと。
株(かぶ)
会社が資金を集めるために発行する証明書。株式。
為替(かわせ)
お金同士の交換価値のこと。
例) 1ドル=130円
元本(がんぽん)
元手となるお金のこと。
キャッシュレス・キャッシュレス決済
現金の受け渡しをせず、支払いや受け取りをデジタル化された価値(通貨)の移動で行うこと。
例)電子マネー、クレジットカード、デビットカード、QRコード
キャピタルゲイン
資産の売却によって得られる利益のこと。
例)株式投資の場合、株を購入したときと売却したときの差益がキャピタルゲインにあたる。
⇔インカムゲイン
金利(きんり)
お金のレンタル料の割合。
貸すときには金利をもらえて、借りる時には金利を払う。
2024年現在、大手銀行の金利は0.001%。
QRコード(キューアールコード決済)
スマートフォンで2次元コード利用したキャッシュレス決済。
お店側のQRコードを読み取ったり、自分のスマホのQRコードを読み取ってもらって行う決済。
クレジットカード
後払い式のキャッシュレス決済。
手元のお金がなくても、買い物ができる。
一般的に、利用代金はカード会社から1か月分まとめて請求される。⇔ デビットカード
控除(こうじょ)
ある金額から、一定の金額を差し引くこと。
例えば、「税金の控除」は税金を差し引いて負担を少なくすることを意味します。
例)所得控除=所得を減らして税金を安くしてくれる制度。
国債(こくさい)
簡単にいうと国が発行する債券(借用書)のこと。
日本国が発行する債券は「日本国債」と呼ばれます。
とくに個人向け国債は比較的安く購入でき、元本割れのリスクが非常に低いため、安全に運用できる金融商品です。
サ行
サービス料(サービスりょう)
飲食店やホテルなどサービスを提供する施設で、チップの代わりに対価に上乗せされる金銭のこと。
日本独自の料金制度。サービス料の相場は、代金の10%程度とされることが多い。
債券(さいけん)
国や企業が資金を調達するために発行する借金の証書。
国が発行するものは、国債。地方自治体が発行する地方債。企業が発行する社債などがある。
社会保険(しゃかいほけん)
公的な保険制度
年金保険、医療保険、介護保険、雇用保険、労災保険などの制度がある。
奨学金(しょうがくきん)
進学でお金が必要な学生に学費の付与や貸与を行う制度。
返済不要の「支給型」と、卒業後に返済する「貸与型」がある。
※日本学生支援機構「令和4年度 学生生活調査結果」によると、大学(昼間部)の奨学金貸与者の割合は55.0%と、大学生のおおよそ半数という結果になっています。
所得(しょとく)
収入から、必要経費を引いた金額のこと。
給与所得、事業所得、利子所得、配当所得、不動産所得、退職所得、山林所得、譲渡所得、一時所得、雑所得。の10種類がある。
生命保険(せいめいほけん)
人の生死や病気、ケガなどの費用を補償する保険。
医療保険やがん保険、掛け捨て型や貯蓄型など様々なタイプの保険がある。
あらかじめ定められた、一定額の保険金が支払われる。
※生命保険文化センターの2022年度「生活保障に関する調査」によると、日本人の約8割の人が民間の生命保険に加入しているという結果になっています。
損害保険(そんがいほけん)
物が壊れたときに補償する保険。
自動車保険や自賠責保険、火災保険、地震保険などがある。
実際の損害額により保険金の支払いが変わる「実損払方式」が中心。
タ行
ダウ平均(ダウへいきん)
アメリカの株価指数のうちの一つ。正式には、ダウジョーンズ工業平均株価。
ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している主要な30社の大企業の株価をもとにしている。
アメリカ経済の健全性や大企業の業績を反映するバロメーターとして広く活用されている。
単利(たんり)
元本のみに利子がつくこと。
貯金(ちょきん)
ゆうちょ銀行、JAバンク、JFマリンバンクにお金を預けること。≒ 預金
自宅でお金を貯めること。
正確には「ゆうちょ銀行・JAバンク」に預けることだが、実際は「貯金と預金」は同義で使われる。
積立投資(つみたてとうし)
金融商品に、一定の期間に一定の金額を続けて投資する方法。
毎月・毎週・毎日コツコツとお金を積み立てていく投資なので「積立投資」と呼ばれる。
つみたてNISA(つみたてニーサ)
積立型の、少額投資非課税制度(NISA)のこと。
つみたてNISAとは、でもっと詳しく解説しています。
手取り(てどり)
可処分所得のこと。⇔ 額面
給与所得者の場合、給与から社会保険料や税金を引いた金額。
個人事業主の場合、総収入額から社会保険料や税金、経費を引いた金額。
デビットカード
即時払い式の決済手段(決済カード)
キャッシュレスで支払いと同時に口座から利用代金が引き落とされる。⇔ クレジットカード
デフレ
「デフレーション」を略した言葉。
商品の値段が下がり、物価がどんどん下がっていくこと。
例)リンゴが50円→10円になると、お金の価値が上がる状態。 ⇔ インフレ
電子マネー(でんしマネー)
電子(デジタル)化されたお金のこと。
カードタイプやスマートフォンに取り込んで利用する。
※Suica、WAON、nanaco、iD、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払いなど。
投資信託(とうししんたく)
金融商品の一種で、投資家が集めたお金を専門家が株式や債券などで運用する方法。
ファンドとも呼ばれ、専門家のことをファンドマネージャーという。
小額から始められ、専門家に資産運用を任せることができる。
ナ行
NISA(ニーサ)
小額投資非課税制度(しょうがくとうしひかぜいせいど)。
投資で得られた利益が非課税になる制度。
18歳以上なら年齢に関係なく、さまざまな年代の人が活用できる制度。
NISA(ニーサ)とはで、もっとくわしく解説しています。
日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)
日本の東京証券取引所に上場している、代表的な225社の株式を対象とした株価指数。
「日経225」とも呼ばれ、日本経済新聞社が算出・公表している。
日本経済の健全性や大企業の業績を反映するバロメーターとして広く活用されている。
ネットバンク
支店を持たずにネット上で銀行業務を行う金融事業者のこと。
ネット上やATMなどで振り込みや入出金を行う。
店舗を持たず経費が掛からないため、振込手数料など様々なサービスを受けることができる。
年末調整(ねんまつちょうせい)
所得税の金額を正しく調整する手続きのこと。
給与所得者は所得税を先払いで源泉徴収されていて、年間の正確な所得税は年末に計算され
年末調整で所得税の過不足を調整される。個人事業主は代わりに確定申告を行う。
ハ行
不動産(ふどうさん)
土地と建物のこと。
不動産以外のものは、すべて動産という。
マ行
マイナス金利(マイナスきんり)
日銀が民間の金融機関から預かる当座預金に、マイナス金利を付ける金融政策。
「一般市民と銀行の間の金利」ではなく、「日銀と民間銀行の間の金利」のこと。
2024年、17年ぶりにマイナス金利政策は解除された。
マルチ商法(マルチしょうほう)
商品やサービスを契約して次は自分が新しい買い手を勧誘し、紹介料や成功報酬を得る商法のこと。
法律上は、「連鎖販売取引」と呼ばれる。
違法な勧誘や法律違反が多く、数多くのトラブルが社会問題になっている。
ヤ行
預金(よきん)
銀行、信用金庫、信用組合、信託銀行などの金融機関にお金を預けること。
金融機関にお金を預けずに、自宅の金庫などで管理することをタンス預金という。
まとめ
ここに挙げた用語はほんの一例です。随時更新していきます。
↓ポチっとしていただけると励みになります!
にほんブログ村
コメント