【最恐の詐欺】ポンジスキームに騙されない、たった一つの方法

お金の 守り方

こんにちは、あっきーです!

「ポンジスキームって何?」「自分は騙されない!」と思っていませんか?

そんな人に向けて、ポンジスキームとは何なのか?何に気を付ければいいのか?を記事にしました。

あっきー
あっきー

この記事は以下のような人にオススメ!

・詐欺が怖くて心配な人

・ポンジスキームに騙されたくない人

自分は騙されないと思っている人

詐欺に遭わないためには、まず敵を知るってことだな

そうです。騙されない唯一の方法は…

「安全・高配当・高利回りには手を出さないことです!

詳しく見ていきましょう!

投資初心者は「ポンジ・スキーム」にだまされるな

以前、お笑いコンビTKOの木本さんの巨額投資トラブルが話題になりました。木本さん自身が被害に遭っただけでなく、後輩や友人などを巻き込んでしまいました。

ただ木本さんは、詐欺加害者のことを信じていて途中まで詐欺に遭っていることに気づかなかったようです。

木本さんは、この被害に遭う直前に似た手口で大金をだまし取られていたばかりで、昔からの知り合いである詐欺加害者が救世主に見えた。とのちに語っています。

この時に、集まったお金は5億円でその手口は、「ポンジ・スキーム」と呼ばれるものだったのです。

最恐の詐欺「ポンジ・スキーム」とは

「ポンジ・スキーム」は100年前からある詐欺の手口

アメリカで天才詐欺師と言われたチャールズ・ポンジという人物がその由来。

投資家から、高利回りをうたって集めた資金を実際には運用せず、一部を配当金として支払い、信じ込ませたところで資金をまるっと持ち逃げする詐欺の手法です。

現在でも毎回何十億円という大金がだまし取られ、毎年、何万人という人が騙され続けている典型的な詐欺の手法です。

現在では、最恐の詐欺と呼ばれています。

ポンジスキームの仕組み

①「安全・高配当・元本保証」をうたい、年10%~30%などの高利回りの投資案件で出資者からお金を集める。

②運用する。(というのは嘘で、実際には何もしない)

③後から参加した出資者から集めたお金の一部を、前の出資者に配当金として渡す

④高配当を手にした出資者は、信じ切ってさらに金額や出資者を増やしてお金を預ける。

⑤ある程度の金額が集まり、配当が難しくなったころにお金を持ち逃げする。

ポンジスキームの見分け方

ポンジスキームの共通点

①高配当、高利回り:年利10~20%以上や月利数%をうたうもの。

※月利5%で100万円出資すると毎月5万円の配当が得られ、年利に換算すると5%×12で60%になり年間60万円の配当になります。100万円預けると1年で60万円増える!1000万だと600万円増えることになります。あり得ません。

何故ありえないのか

・投資の神様といわれるウォーレン・バフェットさんの過去50年の平均配当が20~22%。←世界で一番投資の上手な人です。

・世界の経済成長率は、長期的に見ても3~5%。

・世界経済に投資するファンドは、年3%~8%が目標。

毎月たくさんの配当がもらえるような、高配当・高利回りはありません!

②元本保証:「元本は安全だから」「元本保証」はありえない。

元本保証で資金を集めることは、出資法によって銀行などでしか認められていません

つまり、それ以外の業者が「元本保証」と言った時点で違法行為です。出資法違反です!

我々のような一般庶民には、ローリスク・ハイリターンはあり得ません

③小額から始められ、高額な紹介手数料が入る。

被害に遭いやすい理由に、最初は小額から始められるということがあります。

始めた後も、信じ込ませるために実際に配当金が支払われます。

その後、成功体験を手にすると家族や友人を参加させたくなります。

さらに高額な紹介手数料にも釣られて身内を紹介してしまうのです。

なぜポンジスキームにだまされるのか?

だまされる3つの理由!

①身なりや羽振りなど外見の良さ

詐欺師が相手をだますうえで一番大事なことは、その投資話が「本当かもしれない」「きっと本物だろう」と思わせることにあります。

詐欺師には本当に爽やかで親切で熱心な人が多いです。

さらに勧誘する詐欺師は、ブランド物や高級時計を身に着け、高級ホテルに泊まっていたりそのロビーで待ち合わせをしたりします。

本当に儲かっているんだと思わせるためです。実際にお札でパンパンになった財布や高級車を見せたりもします。勧誘者が若くてきれいな女性というケースも多いです。

さらに紹介者が知り合いや友人となると心理的なハードルがさらに下がるため、その投資詐欺を成功させるために登場人物全員が詐欺師だったということもよくあることです。

②実際に、配当金が支払われる

人は、自分が信じたいことを信じたいものです。 身に覚えがありませんか?

一度出資をした投資者は、本当に配当があるのか気が気ではありません。

そこで1か月後や3か月後に実際に高利回りの配当金を支払います。これは脳汁が出てしまいます。

実際に支払われることで、「これは本物だ」「詐欺ではなかった」と完全に信じ込んでしまうのです。

ここまで読んだ皆さんはお分かりだと思いますが、

実際に投資はしておらずただ集めたお金の一部を返しているだけです。

③SNSでの情報拡散

②で実際に高配当を得た出資者は、焦燥感から急な高揚感を味わっています。

この話を信じて疑わなくなっています。

満足した出資者はその事実をSNSで拡散します。

しかも本当に配当があったわけですから、何の嘘も疑いもありません。

そうして拡散された情報を目にして、自分も出資したいと自らポンジスキームに参加してしまうのです。

まとめ 

「ポンジ・スキーム」の投資対象は株に限りません。

未公開株、新ファンド、ベンチャー企業への投資、仮想通貨、不動産投資、副業詐欺など

ありとあらゆることに応用されています。

今手元にお金がなくても借金させられ、騙された事例もたくさんあるのです。

投資詐欺の90%はこのポンジスキームを応用したものです。詐欺師は日々、投資初心者を狙っています。

ポンジスキームに騙されないたった一つの方法は、「安全・高配当・高利回り」には絶対に手を出さない。これだけです。 

この世の中に、おいしい話はないのです。

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