投資こそ若者がするべき理由とは?
- 2018年3月23日
- 投資・貯蓄
投資は一般的に、若者よりも時間と余剰金のある年配の方が向いていると言われています。
若者は資金に余裕がなく、投資をしているイメージもあまりないですよね。
ただ、そんな投資こそ若者がするべき理由があります。
投資は以前に比べて、とても若者にとって身近な存在になっています。
銀行預金は利息が少ない
投資とは少し違うかもしれませんが、若者でも実践しやすい資産運用の方法として、銀行預金が挙げられます。
銀行預金は、銀行に資金を預けるだけで利息がもらえるので、予備知識もほとんど必要ありません。
ただ現在の日本は「超低金利」と言われるほど金利が低く、長い期間銀行預金をしていても、受け取れる利息はほんの僅かです。
バブルと呼ばれていた1980年代は、数百万円の資金を銀行に預ければ、年間で数万円の利息を受け取ることが出来ました。
しかし現在の日本の金利(0.025%)では、100万円を1年間預金しても、200円前後の利息しか付かず、非常に利回りが悪くなっています。
投資は銀行預金よりも利回りが良い
若者こそ投資すべき理由は、ずばり「利回りの高さ」にあります。
若者はそれほど資金に余裕がないので、出来るだけ利回りが高い資産運用を選ぶというのが一般的な考えでしょう。
近年、投資を敬遠している若者にも魅力的な投資というものが続々登場しています。
利回りが高い投資で、若者向けのものとして代表的なのが、「ソーシャルレンディング」です。
ソーシャルレンディングが高利回りの理由
ソーシャルレンディングは、資金が必要な個人や企業に行う投資の一種です。
それぞれのサービスによって多少の違いはあるものの、平均利回りは8%前後と非常に高くなっています。
ソーシャルレンディングは、事業者が個人の投資家から資金を集め、その資金を企業や個人の融資に充てています。
投資家に分配される配当金は、融資先から返還された資金のうち、事業者の利益を差し引いた分です。
従って、投資家に反映される利回り以上に、事業者は高い利回りで企業や個人に融資をしていることになります。
これが、ソーシャルレンディングが高利回りの理由なのです。
「高利回り」と聞くと、「リスクが高いのでは?」と思う方もいるでしょう。
銀行ではかつて審査基準が緩く、信頼性の低い企業に融資をしすぎた結果、不良債権が膨らんでしまったという過去があります。
その二の舞にならない様、ソーシャルレンディングでは厳しい審査基準を設けているため、比較的信頼性の高い企業や個人に融資をしています。
実際に、融資を受けた企業が返済不可能になる「貸し倒れ」も、ソーシャルレンディングではほとんど発生していません。
そして、融資先の企業についての情報をしっかりと投資家に公開している事業者も多く、投資家はしっかりと納得した上で投資が出来ます。
2018年3月23日